ホタル舞う夜の空
  暑い~

2007_06_24_01

でへ♪

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年)

パイレーツ・オブ・カリビアンの3作目を観てきた。

前作を超える勢いの長い(時間が)作品なので、とりあえず2作目をもう一度観て、復習してから行こうということで、2作目を先週末に観た。
2回目だっていうのに、まだすべてが把握しきれず、トラちゃんにディテールを聞いたほどの完璧な復習ぶり。
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション/ジョニー・デップ

なのに、なのに、何であんなにたくさん新しいキャラクターが出てくるんだ?!


2作目で仕掛けておいた爆弾(ネタ)に火を点けて、大爆発(アクション、アクション、またアクション、、、それもなんだな)させて収拾を図るのかと思いきや

しかも長々と伏線を張ってキャラや背景を語ってきた割には、海の女神の件はあっさりと片付いちゃうし。
いや、そのために海賊王の集会までやったんだから、実はあっさりとはいってないんだけど、でも「え、それだけ?」って感じ。

それでも、渦巻く海上での戦闘シーンはスピードもあるし迫力もあるし、楽しめる。


キーラ・ナイトレイ演ずるエリザベスは今回、美味しい役回りで見せ場も多く、主役級に目立っていた。(え、ってことは、あの人も主役の一人だった?!)
↓ もうこんなのが発売されてるんだ、すごいね。
パイレーツオブカリビアン エリザベス 海賊 コスチューム
でもこの映画を観に行く人は、
ウィリアムとエリザベスのラブ・ストーリーを観たがっているわけではなく、
それにモテモテでカッコイイエリザベスを観たいわけでもなく、
やっぱりジャックやウィリアムやその他のカリブ海の海賊達の生き様を観たいんだということを、製作者は忘れてしまったのだろうか。
はっきり言って、シンガポールの海賊のボスがエリザベスに惚れ込むなんていうのは、どうでもいいわけよ (少なくとも私にとっては)。
ホットトイズ パイレーツ オブ カリビアン 1/6スケール サオ・フェン
 


そして一方主役のジョニー・デップ演ずるジャックはなんか消化不足な印象。
パイレーツオブカリビアン ジョニーディップ ジャックスパロウ パイレーツ 帽子
舞台のスケールが大きくなりすぎて、第1作目のようなジャックがコソコソ姑息にカッコよく活躍できるような場ではなくなってしまったみたいで、残念。
↓コレ、欲し~い(笑) パイレーツオブカリビアン 危機一発 ストラップ

さらにオーランド・ブルーム演じるウィリアムも、最後の方まですっきりしないポジションで、「こいつホントはすっごく性格悪いんじゃ、、、」なんて思ってしまった(笑)

結局、ファンタジーはある程度閉鎖され完結している世界(観)の中で、一定の制約の元に話が作られるから、世界に浸ることができて面白いのであって、ワールドワイドなヒットを目指して無茶に舞台を世界へと広げたところで、魅力が増すわけではない、という印象。

世界中の海賊達を片手間のように登場させるくらいなら、ジャックとかウィリアムも含め既に馴染みになっている登場人物をもう少し丁寧に描いて欲しかった気がする。

↓ やっぱり1作目が良かった。パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち



ああ、なんか消化不良。


4作目の製作が噂されてるけど、、、

↓ ジャックのコンパスのレプリカ、3万8千円?!
¥38,000
Amazon.co.jp

観ちゃうんだろうな、やっぱり (あ、観るんだ(笑))


アフィリ検索してたら面白くってはまってしまった。
ラインナップの多さに人気のすごさが伺われる。

50 FIRST DATES(2004)

邦題は「50回目のファーストキス」で、主演はドリュー・バリモアとアダム・サンドラ-。

50回目のファースト・キス/ドリュー・バリモア

このアダム・サンドラ-って役者は、本国USAではずいぶんと人気があるコメディ俳優らしい。
この映画では、すごく美形って感じじゃないけど、飄々としたお調子者で遊び人、でも実は心の優しい男っていう美味しい役を完璧に自分の物にして演じている。
彼の出演作品は他に観た覚えがないので、他でどんな役を演じてきたのかわからないけど、これは彼の得意な当たり役なんだろうという印象を受ける。

そしてヒロインのドリュー・バリモア。

もーーーーう、カワイイんだから、とにかく。
彼女の魅力は、表情、特に笑顔にあると思う。
女優として自分を美しく見せるという表情ではない(いや、もちろんそれも計算しているのかもしれないけど、っていうか、もちろんそれは考えてるんだろう、プロなんだし)、自然な表情が観ている側に親近感を感じさせる。

例えば、彼女が苦しんでいるシーンでは、悩みを抱える友人の話を聞き、かける言葉も見つからずにただ「うん、うん」と話を聞いているような気分になってしまう。


この映画、ラブコメディなんだけど設定が結構キツイ。
単なるおちゃらけドタバタコメディではなくて、観ている側を飽きさせずに締めるところは締めて、最後のハッピーエンドまで持っていこうと図ったからこうなったんだろう。

ドリュー・バリモア演じるルーシーを守るために、お父さんと弟が毎日壁塗りをするところなど、なかなか切ない。
そんなことを毎日繰り返しているのかと思うと、映画の中の話とはいえ、気が狂いそうだ。

ラブコメディだからもちろんハッピーエンドで終わるんだけど、それもまた、微妙なところで、これから何十年も毎朝これを繰り返していくのだろうか、と、思うと、気が遠くなるような思いがした。

現実を正面から受け止めて、明るく前向きな登場人物たちが幸せそうなので、メデダシメデタシ、というわけだけど。

50回目のファースト・キス (Blu-ray Disc)
50回目のファースト・キス/サントラ



プリンセス・空

それは、ある昼下がり。

なんと言うことはない、いつもの日曜日の午後。

空はお気に入りの定位置、ソファで本を読むトラちゃんの上でまったりくつろぐ。






2007_06_03_04
トラちゃんの上は柔らかくって暖かくって、いい気持ち~♪








2007_06_03_02
トラちゃん独り占め~♪ あ、なんかフラウヒェンがムッとしてる~(んべー)









2007_06_03_05
撫でて撫でて、もっと撫でて~♪








2007_06_03_01
でもなんか、ちょっと、、、

















うざっ!!
2007_06_03_03




うわーーーーーーーー 〇%×^◇#◎&RRRRRRRRRRRRRR!









あ~あ、怒られちゃった、てへ♪
2007_05_30_01
カワイイから許して~




すぐに許しちゃう、メロメロなトラちゃんなのでした。


っていうか、キミ、犬は苦手って言ってなかったっけ??



木の実でお洗濯

この間、
たまたま買い物に行った時、
偶然入ったEDEKAで、
見つけてしまった。

前々から試してみたいなあって思っていたもの。

Waschnuesse ソープナッツ
waschnuesse02

天然の石鹸成分サポニンが豊富に含まれている、らしい。

インターネットのオンラインショップだと1kg単位の販売だったから、ちょっと躊躇していたんだけど、
300gの箱入りで、お試しにはちょうどイイ。
EDEKAのは、これで6ユーロちょっとだから、市販の洗剤に比べて安いって感じはあんまりしないけど。

ちなみに、ネット販売だと1kgで9ユーロくらいで、かなりお得。




もともと私は洗濯洗剤とかがどうも嫌いで、定量の半分以下をチビチビとしみったらしく庶民らしく(汗)使ってる。

私は別に化学薬品とか油とかを使用する仕事をしているわけじゃないから、衣服の汚れって結局、汗と皮脂が中心でしょ。
それって結局のところ、体から出るたんぱく質。
日本でもドイツでもテレビのCMで
「たんぱく質を強力に分解!汚れを残さない!!」
「驚きの白さ!!!」
なんていう宣伝が日常的に流れているんだけど、
昔っから、それってどうなの、ホントに安全なの?
って、いつも疑問に思っていた。

人間の体って、そもそも、その悪者にされているたんぱく質で出来てるのよね。
もしも、そんな強力な洗剤を使いすぎて、すすぎでちゃんと落ちて無くって、衣服に残っていて、直接肌に触れたら、、、
私の肌、分解されちゃう??

なんてことを、考え出すと止まらなくなる性格で。
もうこの時点で頭の中では皮膚がドロドロと溶けていくイメージがどんどん膨らんでいって、、、
洗剤、嫌い、コワイ(笑)

大体、使用量目安なんていうのは、汚れを落とすことだけを考えた上でちょっと大目に書いておくのが人情(?)っていうのかしら。
賞味期限が過ぎてもすぐには食品が悪くならないのと一緒で(笑)

そんなんだから、20回分入っていることになっている洗濯用洗剤が、2年経っても無くならない(笑)
いやもう、お湯だけで洗っても十分なんじゃないかっていうくらいな勢いで。



試してみました、ソープナッツ。

パッケージは、いかにもリサイクル紙を使用していますっていう風合いのごく簡単な箱。
箱を開けると、半分に切ってある木の実がゴロゴロと、内装も何にも無く、いきなり直接入っている。
さすがドイツ、簡易包装万歳!
エコ商品なんだから、過剰包装したら元も子もないわけだけど。

ナッツは、光沢のある明るめの茶色で、互いにくっつきあっていたりして、なんていうか、見た感じベタベタ、ネチャネチャしてそう。
この実を見ていると、あああ、なんと言うか、懐かしい、いや、忌まわしい記憶が心の痛みと吐き気とともに蘇ってくる。
夏になるといつも私のお風呂タイムを脅かしていた憎いヤツ。
茶羽ゴキブリの光沢のある背中。



一番上には生成りの木綿の小さな袋が入っている。

waschnuesse03

パッケージの説明によると、この袋にナッツを入れて洗濯物と一緒に直接ドラムの中に入れてくださいっと。

waschnuesse01
↑ちなみにこれは、ドイツのGoogleで拾ってきた画像です。ドイツ人の色彩センスって結構ギャグっぽいです。


使用量目安は、40度なら実の半分を6-7個、60度なら4-5個。
ナッツは2度使用できる。


使い心地、O.K.です。

ただし、ソープナッツは無臭。
洗濯洗剤を使うと、例え私のようにチビチビと使っていても濡れている時にはまだ香料の匂いがしているんだけど、もちろんそれがない。
慣れとは恐ろしいもので、香りがない、というだけで、きれいになったという気があんまりしない、、、
すっかり文明病を病んでいる自分を再発見させられてしまった。
いろんなWebサイトでも、この残り香(?)が恋しいという人のために、リンスがあったり、アロマオイルの使用がオススメされている。
アタシだけじゃないのね(ホッ)
最近は、ティツリーオイルを10滴くらい、リンス替わりに使っている。
濡れている時はほのかにオイルの匂いがしていて、乾くと匂いが消えている。
殺菌もできて一石二鳥♪
ティーツリーオイル ← いい加減しつこいぞ!

ちなみに、ラベンダーも殺菌力が強いらしい。
ティツリーオイルの匂いが苦手な娘さんに、ラベンダーでどうでしょうか、純子☆さま。

lavendel
ラベンダーの香りは好きなので、今度試してみようっと。


洗浄力も合格。
洗剤を使っているときと変わらないくらい汚れが落ちている、と、思う。


ただ、トラちゃんが持って帰ってくる、オイルとかがこびりついた作業服なんかはさすがにきれいにならないので、付け置きなんていう面倒なことをしない私は、分けてそれだけ普通の洗剤で洗っている。


ところでこのソープナッツ。
最初から最後まで、つまり「洗い」から「すすぎ」までずっと洗濯もと一緒にドラムに入っているわけだけど、洗浄成分がすすぎきれなくても大丈夫なのかな?
ナッツの洗浄・殺菌成分が残っている服を直接身につけても、肌が溶けたりしない?

ソープナッツの成分が洗濯物に残っていれば、それを着ることで、それがお肌にいいと言われている、という記述をとあるサイトの記事で見つけたけど、どうなんでしょう?

メルツェデスとシェパードとおじさん

朝、空の散歩で墓地の脇を通り掛ると見かけるおじさんがいる。
おじさん、というか、おじいさん、という年代かもしれない。

おじさんは、シルバーのメルツェデスのコンビを墓地の脇に停め、
ハッチバックを開いてデッキブラシや熊手といった掃除道具などを出し、そのまま、ハッチバックのドアを少し開けたままで墓地へと行く。
車の後部にはケージが積んであって、ジャーマンシェパードが乗っている。
犬を墓地へ連れてはいるわけには行かないので、車に残したまま、こうしてドアを少し開けて行くのだ。

このシェパードが、他の犬が通り掛ると吠える。
向こうは大きな犬だから、そりゃあもう低い声で、ケージをガチャガチャいわせながら興奮して吠えられると、こっちは結構ビビる。

ある時、このおじさんの車が停まっているのに気づかずに、車から数メートル離れた所で、空に「お座り→伏せ→お座り」の連続をさせていた。
その頃は空もまだすぐにはコマンドに反応しなくって、こっちも結構イライラしながらやってたんだけど、どうにか数回こなしたところで、歩き出した。
数歩歩いて車が視界に入った途端、いつものようにシェパードが吠え出した。

立ち止まらずにそそくさと前を通り過ぎて家に向かって歩きつづけていると、後ろから声が聞こえた。

お座り、伏せ、お座り、かー、
いやー、たいしたもんだなあ、おい、お前聞いたか?
お前なんて、お座りさえできりゃあ上等だよなあ(笑)

振り返ると、メルツェデスの主、シェパードの飼い主が車まで戻ってきて、シェパードににこやかに話し掛けていた。
私たちのすぐ後ろから来ていたのだ。

笑って軽く会釈すると、おじさんは大きな声で「Viel Spass!」と言ってくれた。



このおじさん、
毎朝、必ず同じ時間に、メルツェデスにシェパードを乗せてやって来る。
毎朝、必ずお墓の掃除とお参りにやって来るのだ。

お墓でおじさんを待っている人が誰なのかなんてことは全く分からない。
でも、おじさんにとって、すごくすごく大切な人であったことだけは確かだ。


亡くなった人のことを、目が覚めるたびにまた改めて想わずにはいられず、そうして想い続けて暮らすのは、しんどいですね。

それを想うと、胸が締め付けられるような苦しさを感じる。
全然知らない人のことなのに、涙が落ちる。

余計なお世話だろうけど、
いつの日か、おじさんが毎朝墓地に来なくても暮らせるようになったらいいな、と、思う。


もっとティツリーオイル

さて、話は若干それるけどこのティーツリーオイル、きちんと調べてみると、なんだかとっても万能で生活必需品になりそうな予感。
非常に強い殺菌力を持っていて、色んな細菌性のトラブルに効くんだとか。

切り傷、擦り傷、ニキビからふけの防止といったヘアケア、スキンケア、それに風邪や鼻詰まり、なんと喘息や気管支炎にも効くとなっている。
TeaTreeFarms

ティツリーオイルって、いわゆるお茶の木のことかと思ったら、そうではなくって、オーストラリアに自生しているティーツリーっていう樹木のことらしい。
TeaTreeTherapy
TeaTree&Lavender


さらに力をこめてオススメします!

ティーツリーオイル


いや、私はティツリーオイルプランテーションの回し者ではありませんが。
なんか、久しぶりにこれは人にもオススメできる、というモノに出会ったもんで。

さらに、ドイツのWebサイトでペットのダニ除けにも使えるという記事を見つけてしまった!

ドイツ南部は、森を中心として、ダニがたくさん生息している。
ダニだけなら大した事は無いんだけど、このダニが結構な確率(およそ30%だったかな)で厄介な病気を感染させる媒介になっている。
この厄介な病気はペットだけではなくて、人間も感染する。
あんまり詳しくは書かないけど、人間に感染る病気は2種類あって、片方は予防注射を打っておけば防ぐことができる。
でもうもう片方は、予防することができない。
感染してしまったら、早い時期に発見して、医者に行って、抗生物質を飲むしかない。
上にも書いたとおり、ダニに刺された(噛み付かれたって言う方がピッタリくるけど)からといって、即感染というわけではない。
刺された後に、微熱が続いたり、刺された跡がリング状に赤くなったら感染、と言われている。

で、この予防できない方が、ペットにも感染するらしい。

犬は毎日散歩で外に行くわけだから、自然とダニに刺される確率も高く、
また人間と違って、自分では気付かないみたいだし、噛み付いているダニを取ることもできないので、飼い主はダニが大量に出る初夏や秋口は特に、気をつけなくてはならない。

散歩の後は、人間も犬もダニチェック。
特に毛色が濃くって毛足が長い犬は、見つけにくいので要注意が必要だ。
人間もそうだけど、犬もよくダニに刺される子とそうでない子がいる。
よく刺される子や、ダニを寄せ付けたくないという飼い主には、動物病院で買える予防アンプルがある。
背中や腰の一番高いところに液をたらしていくと、自然と全体に行き渡り、4週間持つというものだ。
でもこれは非常に強い薬で、使いたがらない人も多い。
だって、4週間も持つんだよ。
2日目からは水に入っても大丈夫って、、犬の体の方が心配。

うちの空はまだそんなにダニに刺されていないので、この薬はまだ試していない。
一応1本買って家に置いてあるんだけど。

早速、ティーツリーオイルを試してみようと思う。
そのままだと匂いがきついから、化粧水か何かに混ぜて、吹きかけてみようかな。


続・泥で洗髪

泥っていうかクレイで洗髪、を続けているんだけど、これ、すごくイイかもしれない、と思えてきた。

最初の数回は、乾いた後に頭が痒くなり始め、これが次の洗髪まで続いた。
ちなみに洗髪は4日に一度(不精モノですから)
普段、痒くなることがあんまり無いので、これはちょっときつかった。
それに、ちょうど4箇所くらいに吹き出物が出来ていて、それがいつになく結構痛くって、気になっていた。

それでインターネットで頭皮の吹き出物/湿疹について調べていたら、ティーツリーオイルが効くという記事を見つけた。

ティーツリーオイル?
あるある、家にある!

空が来たばかりの頃、ストレスが溜まったりするといきなりリードを噛んだりして暴れだすことがあった。
そんな時に、ティーツリーオイルとかコショウとか辛子とか、キョーレツな味のする物を塗っておくと、犬はすぐに噛まなくなるよ、と教えられた。
しかし、コショウや辛子は刺激が強すぎるし、大体犬に食べさせていいのか?
というわけで、ティーツリーオイルを薬局で買った。
薬局で買ったから高くって、10mlで7ユーロ近くもして、気絶しそうになった(笑)
「あ、やっぱりいいです」って帰ろうかと、マジで考えた(爆)
↑ ドラッグストアみたいなところだと、10mlで2ユーロ弱で買える。もちろん、品質が違うでしょうよっ

というわけで、このティーツリーオイルを、お湯で溶いたクレイに混ぜて、髪を洗ってみた。

すると、洗いあがりもすっきりと爽快感が漂ってさわやか。
ま、あの薬草みたいな匂いが苦手って人には拷問かもしれないけど。
ウソみたいだけど、次の日には吹き出物が、腫れが少し引いて、痛みも格段に減って、状態が少し落ち着いていた。
次の洗髪の頃には、どこにあったのかほとんど見つけられないほどになっていた。

そんな感じで、胸を張って、オススメします、Setteさま(笑)
クレイ


ティーツリーオイル

しかし、よく考えれば、日本には古くから使われていた椿油という素晴らしいモノがあるわけで、、、。

椿油ってどれもパッケージが渋くってイイ感じ
日本人でありながら、椿油ってまだ使ったことが無くって、豪州産のオイルに感激するというのも、なんだかちょっと自分で自分が許せない気がする(笑)
インターネットで調べてみると、こちらもかなり良さそうな感じだし。

是非今度使ってみたい。

記録・今年の花粉症

去年に引き続き、今年も見事に花粉症の症状が出た。
どうやら去年だけのまぐれ当たり(?)ではなく、本気で発病したみたい。

さらに今年は去年よりも早くから始まって、去年と同じ期間中続いた。
つまり、長かった。

冗談抜きで、ポケットティッシュのファミリーパックが丸々なくなるくらいのチリ紙を消費してしまった。

ドイツのポケットティッシュって、昔ハンカチで鼻をかんでいた頃の名残で、一枚一枚が紙ナプキンくらいに分厚く丈夫に出来ている。

うっかりポケットに入れたまま洗濯機で洗っちゃっても大丈夫。
紙がそのまま出てきます。

なんていうポケットティッシュのテレビCMがあったくらいだ。

そんなんだから、1回鼻をかんだからって捨てたりはしない。
大切にたたんでポケットにしまって、イキテル部分を探しては何度も繰り返し使うもの。
ま、私は浪費社会ニッポンの申し子なので、そこまで気合入れて何度も使うことはないんだけど、やっぱり1回くらいじゃ捨てないわけ。
で、ポケットティッシュのパックはこの分厚い紙ナプキンが10枚入りだから、1枚で3回として計算しても、全部使い切れば少なくとも30回は鼻をかんでいるという勘定になる。
さらにファミリーパックはパック50個入りくらいだったから、全部使い切ると1500回!
なんと、2ヶ月かそこらで少なく見積もっても1500回も鼻をかんだってことか。


さて先週。
そろそろ花粉症終わったかな、と、自分で勝手に決め付けて薬を飲むのを止めたところ、
どうやら雨が降ったり快晴になったりを繰り返す天気のせいで、症状にバラツキがあっただけだったらしく、
金曜日の午後、突然、悪化した。

いや、正確にはその前から夜になると鼻が詰まって熟睡できず、朝になるとグッタリK.O.状態だったのを無理やり忘却の彼方に押しやっていたわけなんだけど。

アレルギー性鼻炎の薬を飲んだので、鼻グジュグジュの方はなんとか夜までに収まったけど、鼻の穴が片方塞がって機能しない、、、
もう、全く見事なくらいに塞がって、ウンともスンとも言わないってくらいの詰まり方だった。

鼻が通らなければ口を通じて呼吸するのは人間の臨機応変さであり、自然の摂理でもある(?)。

もともと喉が荒れやすい体質なのが幸いして(いや、不幸にして)、夜中頃から、喉と胸の境目、ちょうど鎖骨の間の辺りがモシャモシャし始めた。

自分の表現力の無さに、我ながら笑えてくるんだけど、本当に「モシャモシャしている」としか言い様のない感覚で、性質の悪い工場の排気ガスが雲を作って立ち込めているような、そんな感覚。
しかも一触即発で、ちょっと息を吐きすぎて肺に力が掛かると咳が出始める。

母方の祖父も母も生まれつき気管支が弱いらしく、咳をし始まると、その内プッツリと事切れてしまうのではないかと心配になるくらいのひどい咳き込み方をする。
私ももれなくそんな体質を受け継いでいて、風邪を引くときはたいてい喉から繰るし、
喉に来る時は、いきなり扁桃腺がドーンと腫れて高熱が出たり、喉の一番奥(?)肺の手前の、素人にはとても確認できないような、うがいしたって絶対に届かないような部分が痛くなる。

ここのところ日常的に、花粉症がひどくなると、ぜんそくの発作みたいな症状が出たりするから気をつけないとダメだよ、と会う人会う人に言われていたものだから、
私はウツラウツラと夢と現の間を行ったり来たりしながら、
ああ、とうとうおいでなすったかなんて考えていた。

いや、タダ単に口を通して呼吸をしていたせいで喉が荒れただけなんだけど。

土曜日の朝、週末だって言うのに8時前にあまりの息苦しさと胸のモシャモシャ感で眠ることも出来ず、起き出す私。
正確には、睡眠不足と咳のせいで体力を使い果たし、胸の苦しさから眠ることもできずにベッドの上でバタバタと暴れていた。

こちらの気配に耳ざとく気付いて「うぉ、散歩か?まずは朝のマッサージね。その次はボール遊び」と、人の気も知らずにはしゃぎだす空。

隣でさんざん咳き込まれておちおち眠っても入られなかったであろうトラちゃんも一緒になって起き出した。

辛そうだね。

うん、この辺(喉の付け根、鎖骨の間辺り)にね、何ていうか、雲が入ってるみたいでね、しんどいんだわ

こんなにしんどいのに、そのしんどさを外国語で表現しなければならないという不条理。
こういう時こそ、つくづく、外国人に囲まれて生活していることがイヤになる。
あ、外国人は私か(笑)

へ?日本人ってのは妙だね、喉に雲が入るなんて、、、

君には想像力ってモノがないのか?(怒)

と、自身の語彙の少なさを棚に上げて、心の中で突っ込みを入れつつ、咳き込んでいると、アロマランプに薄荷油を数滴たらして灯してくれた。

電気スタンドって便利でイイね~
↓家にあるアロマランプもこんなヤツ


 
そんなもんで楽になったら医者なんぞ要らんわ!

と、まだ心の中で毒づいていたらんだけども、

これがまたビックリ。
すごーくよく効いた。

室内の湿度も補給されて
さらに空気中の薄荷のおかげで、鼻から肺までスーッとして、呼吸が楽になった。

結局、土曜日の朝から月曜日までずーっと点け続けた。

この薄荷油、いつだったか誰かからもらって、何に使えばいいのかも分からず引出しの中で眠っていたのを先週見つけたのだった。
JapanischeMinzeとして、ドイツでも普通に手に入る。

はっか油100%(ハッカ油:薄荷オイル:ハッカオイル)●北海道北見産


いや、ありがたい、ありがたい。

あ、トラちゃんも、ありがとね。


そんな散々な週末+月曜日を過ごしたんだけど、
火曜日になったら、ウソのように花粉症の症状が消えていた。
あれは夢だったの?っていうくらい、見事な去り方だった。

あ、いや、アロマランプだけじゃなくって、
日本からいつだったか持ってきた咳止め薬(使用期限2006年9月)、
はるか昔に日本人の知り合いからもらった甜茶のサプリメント(賞味期限2004年6月)と、
母がいつだったか送ってくれたビタミンB剤(使用期限2005年10月)も
ずっと飲んでたんだけどね。

甜茶って本当に花粉症に効くみたい、うん(笑)
ユーワ 甜茶100% 180粒



暗闇に舞い上がるもの

ドイツの片田舎に住み始めて早8年。
日本に住んでいた頃と大きく変わったことといえば、ハイキングや散歩でも普通に森に行くこと。

来たばかりの頃は、農家で牛や山羊や羊を見かけるだけでもはしゃぎまくっていたものだが、
最近では森の中でシカやイノシシを見かけたとか、
住宅地内の公園で野ウサギ(野生化した家ウサギかも)を見かけたとか、
住宅地のすぐ外側でキツネを見かけた
くらいではさほど驚かなくなってしまった。
慣れとは怖いもの。

それでも、牧草地を悠然と歩くコウノトリや、近所の廃工場の煙突の上に巣を作っているコウノトリカップルなんかを見かけると、
都会っ子の私なんかは、やっぱり
おおおおお、コウノトリだーーーー。
すっげー所に住んでるなー、私。
と、感動してしまう。

しかし、夕べのビックリはそんなもんじゃなかった。
思わず大声で「おおおおおおおおおお!」と叫んでしまったくらい驚いた。

夜11時過ぎ、ベッドに入る前の最後のトイレ散歩に空と出かけた時だった。
家から出て、すぐ向かい側の児童公園の前を横切り、通りを下る。

いつものコースを歩き始めた時に、視界の中で何か、ごくごく小さなものすっと動いた。
暗闇に向かって目を凝らしてみると、
小さな小さな光がフラフラと頼りなげに宙に舞い上がっていく。
これはもしかして、、、

蛍?

ビックリして目を凝らしていると、小さな小さな光がもう一つ、地面辺りからフラフラと舞い上がった。

東京生まれ東京育ち、東京の大学に通い、東京で働いていた私。
ドイツに来る前は東京以外に住んだことがなかった。
自慢じゃないけど、蛍を見た回数なんて、片手で足りるほど。
しかもそれは、「蛍を見に行こう」というイベントで、わざわざ車で出かけて行き、蛍の居そうな真っ暗な場所を探し、農地を歩き、蚊に刺されまくった果ての成果だった。

田舎だとは思っていたけど、まさか蛍が飛ぶようなところに住んでいるなんて。
ちょっとビックリした初夏の夜だった。


牧草地でお洒落(うふ♪)

空が家に来てからというもの、当然のことながら散歩が日課になった。

日本ではトイレは室内で済ませるようにしつけるらしいけど、
こっちではトイレシートなんてものにお目にかかったこともなく、
トイレは外で済ませるのが普通だ。
もちろん、お庭のある家では、庭に出すという手があるんだけど。


毎日、朝起きてすぐ、昼過ぎ、夕方、寝る前の4回

空は、トイレの頻度が少なくって、1日3回でも大丈夫。
トイレに行きたくって騒ぐこともないし、
夜なんて、ハウスから出てこないでストライキすることもある。
実はこれ、トラちゃんの時だけなんだけど。
で、やっと無理やり連れ出してもしなかったりして。

そうして、日々半ば強制的に散歩に行くと、以前は何気なく目にしていた「牧草地」が毎日刻々とその姿を変えていることに驚く。

牧草地では次々と花を咲かせる植物が変わっていく。
草がいよいよボーボーに茂って、小さい空が飛び込むとその姿が見えないくらいになったある日、
草刈が行われる。
刈られたばかりの草のかぐわしい青い匂いが空気いっぱいに充満している。

その瞬間、ずーっと昔、本で読んで知った、まだ自分では実際に使ったことの無い語彙が頭をかすめる。

草いきれ

実際には、夏の強い日ざしをうけて、草むらから立ちのぼる、むっとする熱気。(参照:はてなダイアリー

しかしその青臭さを放つ、短く刈り揃えられて「持って来い遊び」にはもってこい(うまい!)な牧草地は、数日後には堆肥がまかれる。
この場合の堆肥とは、家畜小屋から掃き出された後、一箇所に積み上げて発酵させたブツだ。
適度な湿気と温度のもとで、じっくりと熟成されただけにキョーレツな異臭を放つ。

こうなったら要注意。
お宅の可愛いワンちゃんから目を離してはいけない。
なぜならこの牧草地、犬たちにはたまらない、地域限定・産地直送(?)・日替わり限定ブレンドのフレグランスのアウトレット会場と化すから。
もう、持ってけ、泥棒ってな勢いで。

そんなわけで、パヒューム牧草地周辺では、
飼い主の一瞬の隙をついて牧草地に駆け込もうと狙っている犬たちや、
あらかじめ防止策としてリードにつないだ犬と引っ張り合いをしている飼い主なんかと、
よくすれ違う(笑)

もちろん、うちの空お嬢様も例にもれず。

危険(?)なのは
堆肥をまいた後の牧草地だけではない。

ぺちゃんこにつぶれたカエルの死体
とか、
頭の無いトカゲの死体
とか、
森の中の、シカやイノシシがマーキングした場所
とか、
キツネの糞
とか。

つまり、もう、そこいら中がパヒューム天国(笑)

気持ちよさそーにスリスリした後の空は、とっても満足そうで、自慢気ーで得意気ー。
一流ブランドの新作を身にまといキャットウォークを歩くスーパーモデルも顔負けのイイ表情を浮かべる。
それはそれはカワイイんだけど、その後は即、有無を言わせず、小川に直行。
流れの中に立たせて、バシャバシャ水を掛けて、ゴシゴシ洗ってやる。
ああ、そういえばシカのマーキングの臭いはひどかった。
小川の水じゃ落ちなくって、さすがに家に帰ってからシャンプーしたっけ。

ちょっと前の上機嫌な顔とは打って変わって、ミジメーな顔をしている空がなんとも不憫な気もする。


1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>