パリへ行ってきた(3) モンマルトル | ホタル舞う夜の空

パリへ行ってきた(3) モンマルトル

著者: プチグラパブリッシング タイトル: アメリ―モンマルトルのアメリとパリの映画たち

カフェ2ムーランのあるrue Lepicを後にして、コリニヨンの青果店を探す。
狭い路地のような通りが二股に分かれているところに、映画のままのお店があった。
日曜日なのにお店が開いていた。

Gemuseladen

観光客が多いからだろうか?

たとえ観光客が多いにしても、青果店が日曜日に開いているなんてドイツではちょっと考えられないけど。

ただでさえ狭い通りの片側は路上駐車でびっしりと埋め尽くされている。
東駅と北駅の間にある小さな通りも路上駐車でいっぱいだった。
映画を撮影した時は邪魔になる車をすべてどかせて、絵柄に合う車をわざわざ持ってきて置いたという言うから、大変な手間だ。

パリの街は汚いことで有名だけど、本当に汚れている。
至る所にゴミや犬のフンが落ちていて、カメラを構えたまま歩いたら思いっきり踏みつけてしまいそうだ。

初日の朝から要領よくアメリのロケ地めぐりをして、今回のパリ小旅行の目的を大体果たしてしまった。

カフェ2ムーランやコリニヨンのお店も見つけることができたことで、機嫌よくブラブラとそのまま歩いていったら、またサン・クレール寺院の下に出た。
ふと右手を見ると、メトロの駅のある大通りから狭い路地を通ってこちらへ歩いて来る人々の波。
原宿の竹下通りを思い出した。
日本人はにミーハーだって有名だけど、欧米人だって思いっきりミーハーじゃないかと心の中で悪態をつく。