パリへ行ってきた - パリへ安く行く | ホタル舞う夜の空

パリへ行ってきた - パリへ安く行く

今回は夜行を使ってパリへ行ったんだけど、予想以外に安く上がった。
もちろん寝台車なんかではなくて、普通のボックス席。でも往きは6人用キャビンに乗客が3人しか居なかったので、片側のシートを占領させてもらい熟睡。
空が白々と明るくなったパリに到着。日曜日の朝7時だったので、街はまだまだ眠気を引きずっていた。しかし、数日しか滞在しない観光客にとっては、一日を有効に使うことができる。大人気のモンマルトルの丘も世界中からの観光客でごった返す前にのんびりと散歩を楽しむことができた。

往路:バーゼルSNCF - パリ東 バーゼル12時50分発でパリ着が6時46分、35ユーロ
復路:パリ東 - シュトラスブール パリ23時14分発でシュトラスブール着が5時35分、30ユーロ

パリの東駅は、ちょっとうらさびれた雰囲気。夜も10時頃を過ぎると、パリ郊外へ帰るらしい外国人居住者、特に黒人でいっぱいになった。パン屋で最後にパン・オ・ショコラを買ってちょっと離れたところで食べていたら、黒人の若い体格の良い男性が近づいてきて、何やらフランス語で話し掛けてきた。ジェスチャーから察して、お腹が空いているからそのパンをよこせと言っているらしかった。フランス語も英語も話せないと伝えると、何やら罵りながら離れていった。こういう場所では、人ごみから離れてはいけない。外国人の旅行者らしき人々が何人もいるところへと戻った。しばらくすると、通りすがりの黒人グループとたむろしていた黒人のグループが小競り合いを始めた。ちょっと怖いかも。しかし、周りを見回すと、ビジネスマンらしき男性や休暇中のような雰囲気の中年のカップルもいるのでちょっと安心。そうこうしているうちに列車の案内が表示された。

帰りは普通のボックス席なのでちょっと狭かったけど、これもがらんとしてほとんど乗客が居ない状態。逆に不安になるほどだった。
パリは宿泊費もめちゃくちゃ高いことで知られているけど、探してみると結構安い宿も見つかる。もちろん中心部は高めだし、シングルはツインやダブルに比べて割高。

http://book-a-hotel-in-paris.com/en/arrondissement/index.html

このサイトは便利。ホテルが区ごとに整理されていて検索しやすい上に、ヨーロッパのいろんな言語をカバーしている。クレジットカードがあれば、インターネットでそのまま予約できる。