独×仏 食文化の違い その2 | ホタル舞う夜の空

独×仏 食文化の違い その2

さて、そのCarrefourの中を見てみると、

まず、野菜や果物のコーナーでは、ドイツで見かけるよりもはるかに多くの種類の野菜や果物が並んでいた。

ジャガイモなんかは、ドイツのスーパーでは3kgや5kgの量売りが中心で、ビニル製の網袋とかに入れられて積まれている様は、食料と飼料の中間くらいな感じ(失礼!)
それもそのはず、ドイツでジャガイモといえば、麺類や米とローテーションを組んで、週に何日も食べるもの。
肉料理や魚料理の付け合せで、言ってみればお腹を膨らませるために食べるのだ。
だから小さいサイズでも1.5kgくらいからで、一人暮らしだとなかなか使い切れない、頭の痛いサイズだったりするんだけど、2kgで数ユーロという安さだから、食べきれないのが分かっていてもついつい買ってしまう。
ちなみに、ジャガイモには、煮崩れしない茹で用と、煮崩れしやすいマッシュポテト用がある。

フランスにもきっと、同じ様なジャガイモも置いてあるはずだ。
他に気を取られていたせいか記憶にはないけれど、、、。

今回フランスのスーパーで見かけたのは、イチゴでも入れるような木を組んだ箱の中に並んで入っている小粒の形の揃ったきれいなジャガイモ達。
え、だって、イモでしょ?
と、目を凝らしてよくよく眺めて見るに、いかにも高級そうで、
そこらへんのザック入りのイモらと一緒にしないで頂戴とでもいいたげに、お上品に箱の中に収まっていた。
これは、メインの付け合せにするためのジャガイモなんだそうな。
だから見栄え重視。
もちろん、お高い。


つづく