引きずりリード・トレーニング | ホタル舞う夜の空

引きずりリード・トレーニング

空が来て2ヶ月。

私達の住んでいる辺りは小さな町の外れで、すぐに農地が広がっているような所なので、散歩している犬はほとんどオフリードだ。

実は、空もうちに来てから1週間後くらいからは、既にオフリードで散歩していた。
ところが、2,3週間経った頃から、場所に慣れてきたせいか、私をなめ始めたのか、いきなりダッシュで走り出して、勝手に遊ぶようになった。

それで、このまま増長させちゃいかん、ということでSchleppleine(ロングリードっていうのかな、単なるロープなんだけど)でトレーニング中だ。
躾本なんかにも必ず紹介してある5mか10mくらい(師匠から譲り受けたのでよく分からない)のリードで、犬にある程度の自由を与えつつも、勝手に突っ走ることができない。

↓ こんなヤツ
このリード、ドイツ語で「引きずりリード」って呼ばれているだけあって、常にダラダラと引きずられている。
草むらの水分を吸収した後、砂や土の上を引きずられたリードは、掴むのを躊躇するくらいにきちゃない
例えるならば、片栗粉をまぶして溶き卵に通した後パン粉をつけた、下準備終了のトンカツのみたいにずっしりと重く、さらには手の中でボロボロとが落ちて行く。

リードを握る人間だって大変なんだよ、空、聞いてる?

ロングリードを使うようになって1ヶ月。そろそろオフリードで歩かせたいのは山々だけど、一通りのコマンドには反応するようになったんだけど、小鳥やカモを見つけて追いかけ始めると、夢中になってしまって名前も来い!のコマンドも耳に入らない(← というよりも、わざと聞こえない振りをしているっぽい)ので、もう少し様子をみるかな。