パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年) | ホタル舞う夜の空

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年)

パイレーツ・オブ・カリビアンの3作目を観てきた。

前作を超える勢いの長い(時間が)作品なので、とりあえず2作目をもう一度観て、復習してから行こうということで、2作目を先週末に観た。
2回目だっていうのに、まだすべてが把握しきれず、トラちゃんにディテールを聞いたほどの完璧な復習ぶり。
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション/ジョニー・デップ

なのに、なのに、何であんなにたくさん新しいキャラクターが出てくるんだ?!


2作目で仕掛けておいた爆弾(ネタ)に火を点けて、大爆発(アクション、アクション、またアクション、、、それもなんだな)させて収拾を図るのかと思いきや

しかも長々と伏線を張ってキャラや背景を語ってきた割には、海の女神の件はあっさりと片付いちゃうし。
いや、そのために海賊王の集会までやったんだから、実はあっさりとはいってないんだけど、でも「え、それだけ?」って感じ。

それでも、渦巻く海上での戦闘シーンはスピードもあるし迫力もあるし、楽しめる。


キーラ・ナイトレイ演ずるエリザベスは今回、美味しい役回りで見せ場も多く、主役級に目立っていた。(え、ってことは、あの人も主役の一人だった?!)
↓ もうこんなのが発売されてるんだ、すごいね。
パイレーツオブカリビアン エリザベス 海賊 コスチューム
でもこの映画を観に行く人は、
ウィリアムとエリザベスのラブ・ストーリーを観たがっているわけではなく、
それにモテモテでカッコイイエリザベスを観たいわけでもなく、
やっぱりジャックやウィリアムやその他のカリブ海の海賊達の生き様を観たいんだということを、製作者は忘れてしまったのだろうか。
はっきり言って、シンガポールの海賊のボスがエリザベスに惚れ込むなんていうのは、どうでもいいわけよ (少なくとも私にとっては)。
ホットトイズ パイレーツ オブ カリビアン 1/6スケール サオ・フェン
 


そして一方主役のジョニー・デップ演ずるジャックはなんか消化不足な印象。
パイレーツオブカリビアン ジョニーディップ ジャックスパロウ パイレーツ 帽子
舞台のスケールが大きくなりすぎて、第1作目のようなジャックがコソコソ姑息にカッコよく活躍できるような場ではなくなってしまったみたいで、残念。
↓コレ、欲し~い(笑) パイレーツオブカリビアン 危機一発 ストラップ

さらにオーランド・ブルーム演じるウィリアムも、最後の方まですっきりしないポジションで、「こいつホントはすっごく性格悪いんじゃ、、、」なんて思ってしまった(笑)

結局、ファンタジーはある程度閉鎖され完結している世界(観)の中で、一定の制約の元に話が作られるから、世界に浸ることができて面白いのであって、ワールドワイドなヒットを目指して無茶に舞台を世界へと広げたところで、魅力が増すわけではない、という印象。

世界中の海賊達を片手間のように登場させるくらいなら、ジャックとかウィリアムも含め既に馴染みになっている登場人物をもう少し丁寧に描いて欲しかった気がする。

↓ やっぱり1作目が良かった。パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち



ああ、なんか消化不良。


4作目の製作が噂されてるけど、、、

↓ ジャックのコンパスのレプリカ、3万8千円?!
¥38,000
Amazon.co.jp

観ちゃうんだろうな、やっぱり (あ、観るんだ(笑))


アフィリ検索してたら面白くってはまってしまった。
ラインナップの多さに人気のすごさが伺われる。