ホタル舞う夜の空 -4ページ目

独×仏 食文化の違い その3

さらに肉屋のカウンターを眺めれば、実に様々な肉が売られている。

牛や豚はもちろん、ニワトリ(頭付き)ガチョウ(頭付き)ウサギ(頭付き)など
さらに、クリスマス・新年という時期もあり、シャポンという特別な雄鶏の肉も売られていた。

調理されたシャポンのイメージ図
このシャポン、知り合いが説明してくれたんだけど、太らせるためにわざわざ去勢した雄鶏なんだそうだ。
丸々と太らせるために、雄鶏を去勢する。
そんなのって、ドイツでは聞いたことがない。
ちなみに、ガチョウやウサギの肉もドイツでは肉屋でもスーパーでも見かけることはない。

そして、おフランス料理といえば、やっぱり忘れられないのがフォア・グラだろう。
フュメ・ドフォアグラ
動物虐待だと動物愛護家なんかから度々批判されているフォア・グラだけど、多くのフランス人にとっては、お祝いの食卓になくてはならないものらしい。
肝臓を肥大させるために、有無を言わさずに口から飼料を流し込む。
その手間ヒマを経て得られるフォア・グラは、日本で言うと、肉牛にビールを飲ませてかた体をマッサージして霜降り肉を形成させる過程に匹敵するだろうか。
その高価なフォアグラに、さらにトリュフを加えてパテにしたものが売られているのを見た時には、フランス人が誇る美食精神を貫く筋を見せられたようで、何とも表現しきれない感慨を覚えた。
黒トリュフ(冬) ペリゴール産

コレに対してドイツでは、どちらかというと、狩猟で獲ってきた野生の肉を、特別な機会のご馳走と重視する。
イノシシやシカやキジなどの肉だ。

これらの肉は、肉屋に普通に並んでいるわけではなく、特別に注文しておく。

抗生物質を与えて、家畜小屋で育成した動物の肉よりも、自然に育まれた肉の方が健康的で美味しいという、ほとんど信仰に近いような感覚を持っている。
私の周りに狩人が多いせいだろうか、、、?
ちなみに、ドイツをはじめとするヨーロッパの国々では、ガチョウの強制給餌が禁止されているそうだ。
Wikipedia参照

ふーん、それは知らなかった。
でもそういうとこ、ドイツらしい。


つづく

夢の話

今日、オフィスでPCに向かっていると、同僚が一人入って来た。

私のオフィスメイト(なんて言葉、あるのか?)は、よく色んな同僚に手を貸してあげる人なので、同僚が訪ねてくることは全然珍しくないんだけど、彼女はオフィスに入り口を開くなり、勢い込んで私に話し掛けてきた。

彼女とは、特に仲が良いというわけでもないので、何かと思ったら、、、


今日ね、あなたが夢に出てきたの。

あなたが、誰がを殺そうとしてたのよ!


何かあった?調子はどう??大丈夫????



ぅ、、、 や、別に何もない、と、思うけど。

少なくとも、誰かを殺す予定はないけど、、、



いやあもう、ビックリして目が覚めたのよ~。

でも、夢の中で、あなたを止めることが出来たような気がする。



で、私は誰を殺そうとしてたわけ?


それが分からないのよ~

ま、何でもないならよかった。

もし誰かを殺したくなったら、その前に言ってね、止めてあげるから♪

それじゃ、ちゅーすっ(バイバイ)


だんけ、、、ちゅーすっ




実は昨日、別の同僚の態度にかなりムカッと来て、
心優しいオフィスメイトに愚痴ったところ、
彼女がまた激しく同意してくれたものだから、
その彼の話題で大いに盛り上がり、
それだけでは物足りずに、今後の対応策を練り、頭の中でシミュレーションしている真っ最中だった。


いやあ、なんでバレたんだろう?
もう、ビックリ(笑)

独×仏 食文化の違い その2

さて、そのCarrefourの中を見てみると、

まず、野菜や果物のコーナーでは、ドイツで見かけるよりもはるかに多くの種類の野菜や果物が並んでいた。

ジャガイモなんかは、ドイツのスーパーでは3kgや5kgの量売りが中心で、ビニル製の網袋とかに入れられて積まれている様は、食料と飼料の中間くらいな感じ(失礼!)
それもそのはず、ドイツでジャガイモといえば、麺類や米とローテーションを組んで、週に何日も食べるもの。
肉料理や魚料理の付け合せで、言ってみればお腹を膨らませるために食べるのだ。
だから小さいサイズでも1.5kgくらいからで、一人暮らしだとなかなか使い切れない、頭の痛いサイズだったりするんだけど、2kgで数ユーロという安さだから、食べきれないのが分かっていてもついつい買ってしまう。
ちなみに、ジャガイモには、煮崩れしない茹で用と、煮崩れしやすいマッシュポテト用がある。

フランスにもきっと、同じ様なジャガイモも置いてあるはずだ。
他に気を取られていたせいか記憶にはないけれど、、、。

今回フランスのスーパーで見かけたのは、イチゴでも入れるような木を組んだ箱の中に並んで入っている小粒の形の揃ったきれいなジャガイモ達。
え、だって、イモでしょ?
と、目を凝らしてよくよく眺めて見るに、いかにも高級そうで、
そこらへんのザック入りのイモらと一緒にしないで頂戴とでもいいたげに、お上品に箱の中に収まっていた。
これは、メインの付け合せにするためのジャガイモなんだそうな。
だから見栄え重視。
もちろん、お高い。


つづく

独×仏 食文化の違い その1

クリスマスの後から元旦に掛けて、フランスの知り合いを訪ねていた。
そこで非常に面白いと思ったのが、フランス人とドイツ人の食生活の違いだった。


フランス人の食に掛ける情熱には、もう、、、圧倒された。


スーパーマーケットって、その地域の人々の生活に密着しているから、全く違う地方や、外国に行ってスーパーを覗くのってすごく面白い。
ヨーロッパ内の量産店なんてどこも同じようなイメージがあったけど、これがどうして、注意してみると置いてあるものが結構違うものだ。
地理学的に狭い範囲の中に、様々な民族や文化、特に食文化がモザイク状にひしめき合っているんだから、当然といえば当然なんだけど。

今回も、2度ほどCarrefourというスーパーに買い物に行った。
Carrefourはフランス最大規模のスーパーマーケットだけど、安売りの量販店ではなく、販売面積あたりの単価がフランスで一番高いんだとか。
Wal☆Martのような巨大なスーパーマーケットで、食品や日常的な家庭雑貨だけではなく、洋服や本、DVD、CD、カー用品など様々なものが売られている。
食品の棚が並ぶ部分だけでもウンザリするほど大きい。
しかも、もんのすごい人出!

人込みに行くと、30分で行き交う人の流れに目が回って酔って、酸欠で頭が痛くなって気持ちが悪くなる私にとっては、週末の大きな買い物自体が体力勝負の一大イベントなんだけど、このCarrefourはもう、ドイツの大型スーパーとは比較にはならないくらい、ホントに想像以上にすごかった。

しかし、入店してすぐに私とトラちゃんの目を釘付けにしたのは、スーパー備え付けののショッピングカートのでかいこと!

Garage ショッピングカート
それというのも、ドイツのスーパーのショッピングカートは、カゴの下に飲み物のケースが2つ並んで置けるようになっている。
ドイツって環境先進国だから、リユースのガラス瓶詰の飲料がすごく多い。
ミネラルウォーター、ジュース、牛乳、そしてもちろんビール!
普通の家庭は、これらをケースで買っていくのだ。

ドイツビール Prost!

対するフランス
飲み物は、、、ペットボトルが中心?!
少なくとも、ミネラルウォーター、ジュース、牛乳は1度だけ使用しリサイクルに回るボトルだった。
大体フランス人ってビール飲むのかしら?!

飲料のケースを置くスペースが無い分(?)ショッピングカートの底が深くて、見慣れない目には、異様な大きさに映った。

そしてさらに圧倒されるのは、回りの買い物客が皆、その馬鹿でかいカートに溢れんばかりに物を積んでレジに向かう姿だった。


つづく

モスキート着信音 と 絶対音感

これ、先日友人からもらったリンクなんだけど。

とあるブログの記事で、モスキート着信音について。

http://rainbow.txt-nifty.com/rainbow_jump/2006/06/post_d629.html

去年の6月頃の記事なので、もう皆さんご存知なのかもしれない。

高周波の音は子供から若者には聞こえるけど、30歳を越えたくらいから徐々に聞こえなくなるらしい。

それでこのブログの記事は、
耳障りな携帯とかの着信を、若者にしか聞こえない高周波にするのが、英米で流行っているらしいっていう新聞記事の紹介から始まって、
じゃあ本当に聞こえるのか聞こえないのか試してみようってことで、ブログ上に15KHzから19KHzくらいまでの高周波が用意されている。
そして、このブロガーさん、ご自分がこの音を聞こえないっていうことに少々疎外感を感じたものの、それを見事にバネとして、「大人にしか楽しめない音楽」を作り出した!
つまり、名曲に高周波をミックスするという遊び心溢れた素晴らしい企画なのだ♪


で、このブロガーさんと同年代の私としては、興味津々で聴いてみましたさ。

Dancing queen + 15 KHz
これは、私、聞こえました、エッヘン (私にも聞こえた、ホッ
もういきなり耳に突き刺さるようなピー音で、5秒で降参。

Mozart + 16 KHz
最初は聞こえなかったけど、10秒(?)くらいのところからピー攻撃が始まり、即、降参。 (すごい、二つ目も聞こえちゃった、うふ♪ もう思い残すことは何もないわ)

Chopin + 17 KHz
聞こえませんでした。 (ま、そんなものでしょうよ、ふん)

Bach + 18 KHz
同上。 っていうかさ、こんなの聞こえるヤツ、ホントにいるわけ~?)

このブロガーさんも書いてるけど、これが年を取るということ、なんだね。
ちょっとさみし。

注: 聞こえると、かなり耳障りな音です。ため、ヘッドフォンとかはオススメしません。



さらにさらに、このブログのコメント欄に貼り付けてあったリンクを辿って、音感テス トというサイトに行き着いた。

絶対音感テストと相対音感テストも、ついでなのでやってみました。

結果、

絶対音感テスト

絶対音感指数 50 
微妙に絶対音感があります(?)

微妙に、、、しかも?付き
絶対音感がないという事は自覚していたけど、こうして数字で表されると、結構ガックリくるもんだ。

相対音感テスト

相対音感指数 90 
かなり洗練された耳をお持ちです 
訓練次第でもっと正確になるかと

えー、満足です、ありがとうございます(笑)

ちなみに、このサイトにはそれぞれのハイクラスのテストも用意されている。
もちろん、のぞいてみた。

しかし、、、

絶対音感テスト(ハイクラス)をとりあえず聞いてみたけど、全部に同じに聞こえた(涙)

相対音感テストのハイクラスは、問題が複雑すぎて、ウンザリ、2問目で止めてしまった(笑)



みなさんも、是非やってみてくださいな♪


あかいにんじん♪ しろいだいこん♪

今日は死語のオンパレードで行ってみたいと思います。

この間日本に一時帰国したとき、実家の私の部屋の勉強机の引き出しに眠っていたカセットテープを持ってきた。
普段はカセットテープなんて聴くことはないんだけど、トラちゃんのVWポロにはラジカセしかついていないのだ。

トラちゃんのポロに積んであるカセットといえば、当然彼のティーニー(ティーンエイジャー)時代を代表する音楽ばかりで、さらにハードロックなんかが多かったりする。男のですから、やっぱり。

年齢差が6歳もあると、やはり流行っていた音楽が違う。
私の高校時代が80年代の後半ならば、トラちゃんの高校時代は90年代(涙)
さらに、音楽といえば本当に気に入ったものだけを、ピンポイントで、それこそカセットが擦り切れるまで延々と聴きつづけていた私は、彼のカセットを聞いていても初めて聞く音楽ばかり。
かといって、私が以前日本から持ってきていたシンディー・ローパーの「True Colors」なんかを掛けて、ゴキゲン

あいしーゆぁとぅるぅーかぁらぁーずしゃいにんするぅ~♪

なんて歌ってみた日にゃあ、
グレイテスト・ヒッツ/シンディ・ローパー

運転席でハンドルを握るトラちゃんが
うおーーーーー、あはつぃがー(80年代)っ
と、身もだえしていたりする。

悪いっ?!(怒)


そんな私たちが最終的に落ち着いたのが、
サザン・オールスターズの「バラッド '77~’82」、
バラッド '77~'82/サザンオールスターズ
そして

東京スカパラダイスオーケストラの「ワールドフェイマス
ワールド フェイマス/東京スカパラダイスオーケストラ
この2枚はトラちゃんもお気に入り。

エリ~♪ とか、おー、くらうでぃあ♪ とか一緒に唄っているくらい(笑)
彼にしてみれば、日本のポップスで、ヨーロッパの名前が使われていたり、部分的に英語が入っていたりする駅弁の如きごちゃ混ぜ感が面白いらしい。
スカパラはもう文句なし、時代には関係なくカッコイイもんはカッコイイからね。

で、二人で車に乗る時はいつもいつもこのどちらかが鳴っていた。


しかし、さすがに2本のエンドレスリピートもそろそろ飽きてきたので、この間の一時帰国で、さらに古いテープを何本か掘り起こして持ってきたのだ。

その中の1本は、


谷山浩子の「しっぽのきもち
しっぽのきもち/谷山浩子
このアルバムには、NHKの「みんなのうた」で使われた曲「しっぽのきもち」「おはようクレヨン」「恋するニワトリ」「まっくら森のうた」や、劇場版「未来少年コナン」の主題歌「愛をもういちど」までが入っている。
私の中ではイチオシの一枚

唄う谷山浩子は、少し舌っ足らずでたまに音程が微妙にずれていたりもするんだけど、
歌詞は何度聴いても改めてすごいと感心する。

耳に馴染みやすいメロディにきれいに乗ったやさしい単語ときれいな言葉、リフレインですんなり歌詞が頭に入ってくる。
歌の中で展開するお話は、豊な想像力で描き出されるファンタジーの世界で、眠っていた子供心がむくむくと起き出してワクワクし始める。
庭のニワトリが風見鶏に恋しちゃう恋するニワトリ」とか、歌詞で韻を踏んでいたり、たくさんの言葉遊びが隠されているのを聞けば、子供ってこうして言葉を覚えていくんだろうなあって感心するし、
多くの子供が嫌いなニンジンが自ら「嫌われてるけど、本当は美味しいんだよ~、一度食べてみて」って唄っているのは、とっても微笑ましい。
昨日は明日、早いは遅い、時計がさかさまに回るまっくら森のうた」を始めとした、シュールな内容の歌もいくつもあり、いい年した大人になった今でも、いつ聴いてもついついその世界に引き込まれてしまう。

このアルバムは特に、高校生の頃、大切な友人がダビングしてくれた数々のカセットテープの中でも、一番のお気に入りで、繰り返し繰り返し聴いては一緒に歌っていた思い出のテープでもあるし、
さらに未来少年コナンって聞くだけで目がウルウルしてきそうな私にとっては、大切な大切な一曲だ。



さて話はいきなり変わるけど、クリスマス後から元旦にかけて、私とトラちゃんはフランスの知り合いを訪ねていた。
片道が5時間くらいの距離だ。
その車中では、もちろん、今回日本から持ってきたカセットが大活躍(?)した。
この谷山浩子のカセットも、往路、復路、それぞれ2回ずつくらいは繰り返し聴いただろう。

そのカセットに合わせて私が大声で歌っていると、日本語を少しずつ勉強して居る上に、日本滞在で日本語が少し聞き取れるようになったトラちゃんがところどころで声を上げた。

”Moichido”?noch einmal(もう一度)?
"Daikon"? Daikon-Rettich(大根)?


おー、おー、そんなに聞き取れるようになったか、と、嬉しくって、一曲一曲、内容を説明しながら、トラちゃんに聞き取れそうなフレーズを教えていった。
まさに、小さな子供が言葉を覚えていく過程を見ているみたい(笑)

小さな子供と違うのは、

キャロットスープ?
どうして英語なの?
日本語では何ていうの?
ニンジンのスープ、おぇーーーーー、不味そう。


とか、いちいちかわいげないことを言うところ。



そして昨夜、トラちゃんが何やら楽しそうに鼻歌を歌いながら帰ってきた。
部屋に入ってきて、私を見るなり、大声で歌い出した。


あかいにんじん♪ あかいにんじん♪

しろいだいこん♪ しろいだいこん♪


楽しそうですわ(笑)

バーガーショップにて

先日、友人と話をする必要があり、バーガーショップに入った。
この大学町にはカフェとかバーとかがたくさんあるし、食べ物ならばケバプ屋もパン屋もいくらでもある。
普段ならばバーガーショップ入ることはほとんどない。
この町に来て多分片手で足りるくらいしか入ったことが無いと思う。
しかし、この日私はその友人と結構大事な話というか打ち合わせをする必要があり、音楽がうるさいカフェやバーには入りたくなかった。
打ち合わせする内容が十分にストレスが溜まる話なので、大声を張り上げて話すような、さらにストレスが溜まるような状況は避けたかった。


飲み物だけを注文することにして、カウンターに近づいた。
平日の午後で、ちょうど客足の波と波の間のぽっかりと穴に落ち込むような時間帯で、いつもは込み合っている町の中心部のバーガーショップも、空いていた。
カウンターの前には、既に注文し終わった客が一人、食べものが出てくるのを待っている他、もう一人の客がちょうど注文をしていた。
カウンターの奥には店員が二人。
中年の女性とかなり若い女性の店員が、調理されて包装されたハンバーガーが出てくる棚に寄りかかるようにして話をしていた。

当然、その二人のうちの一人が私たちの対応をするものと思い、彼らの前あたりまで行き、無言で視線を送るが、こちらを見ようともしない。

カウンターの中では一人の女性店員が、一人の客の注文を取り会計をしてから、待っている別の客の品を用意して、行ったり来たりと忙しく動き回っていた。
その店員は、奥でおしゃべりしている若い方の店員よりも少し年上っぽい。
彼女の無駄の無い動きから、仕事にも慣れていて、パキパキとこなしている様子がうかがわれる。

カウンターの前には私たち二人とさらにもう一人客がやってきて立っている。
しかし、奥の二人の女性店員は、それでもお構いなしに話を続けている。
こういう時に声を掛けたって、どうせ無視されるか、あからさまに不機嫌な顔と声で「今すぐ行くから」なんて言われて待たされるに決まっている。
嫌な思いをさせられるのが目に見えているので、私は奥の二人に視線をやったまま、無言で待っていた。

すると、一人カウンターの中で忙しく動き回っていた女性社員が、さすがにイライラして奥の二人に声を掛けた。
誰か、注文を取って対応する人はいないの?
声を掛けられた二人はようやく、やれやれといった風に、しかし彼女に返事をするでもなく、そちらをチラリとも見ないで、私の方へやってきた。
若い方の店員だった。
これがまた、やたらと若い
16,7歳?
いかにも働き始めたばっかりです、という感じ。

コーヒーと紅茶を注文した。

会計は2.34ユーロ

5ユーロ札を渡した。

つり銭が表示された。
7.66ユーロ

、、、レジに10ユーロと打ち込んだらしい。

ま、ここまでならよくあること。

若い店員が、固まった、、、。

新人店員にプレッシャーを掛けるのはさすがにかわいそうなので、何も言わずに待っていた。

しかしこの店員、固まったまま、動かない、目がレジのつり銭表示に釘付けになり、まばたきさえ息をするのさえ忘れているようだ。

さすがにこっちもイライラしてきた。
が、しかし、客を目の前にして舞い上がり、簡単な計算が出来なくなるなんてのは、私だって想像できる。

さらに、ドイツ人にはプライドだけは高い人が多い。
特に、売り子なんかは要注意だ。
余計な口を挟むと、勝手に攻撃されたと受け取った相手にキレられる可能性がある。
わざわざ嫌な思いをさせられたくはない。

ので、それでもひたすらじっと待っていた。

それでも固まり続ける店員。

こっちもいい加減イライラしてきた頃、彼女は助っ人を呼んだ。
奥でおしゃべりしていた二人に、「働け(怒)」と声を掛けた、あのチャキチャキな店員だ。

新人が、困った風に先輩に説明する。
5ユーロを受け取ったのに、10ユーロって打ち込んじゃったの。だからつり銭が分からなくって、、、。

すると、チャキチャキ店員が即座に計算してくれて、無事お釣がもらえた、めでたし、めでたし。


って思うでしょ?


そうは問屋が卸さない。
だって、ここはドイツ。

5ユーロ札を受け取り、レジの表示と手の中のお札とをしばらく順繰りに眺めた後、
チャキチャキ店員は、もう既に勤めを終えている会計を戻そうとしたり、入力を無効にして新たに入力しなおそうとしたりし始めた。
ところがどっこい、よく分からないけど最近のレジはそんなに単純なシステムになっていない(らしい)
せっかくの試みが上手くいかず、諦めたチャキチャキは、レジを恨めしそうににらみつけながら、いくらかのコインを掴み出し、私によこした。

ぜーーーーーーーったい、間違っているに決まってる

そう強く確信した私は、即座にその金額を確かめた。
手の中にあるのは、1ユーロ硬貨とセント硬貨がジャラジャラ。

(あのね~、怒)
ちょっと待ってよ。コレ、違うでしょ?


するとチャキチャキが口を開いた。
それも、キレ気味に突っかかるような口調で。

私はね、会計がいくらだったのか知らなかったのよ。だから計算できなかったのっ!

私にキレるなんて、お門違いもいいとこ。
大人しく謝れば、こっちだって「そういうこともあるわよ」って、優しく笑って済ましてあげるのに。

私はね、5ユーロ渡したの。
彼女は10ユーロって打ち込んだから、お釣は7.66ユーロって出てたでしょ。
だからお釣は2.66ユーロ、そうでしょ?


チャキチャキが、不機嫌そのものでレジから1ユーロ硬貨を取り出し、こちらによこした。
わけもなくキレられた私は、仕返しするかのようにやっぱり不機嫌な顔で、その1ユーロを受け取りながら、大袈裟に「もうウンザリ」という顔で彼らの顔を交互に眺め、カウンターを後にしたのだった。

あーあ、私ってイヤな客。
後味悪い。


・・・・・

あれ?
でも今考えると、ドリンク二つで2.34ユーロってメチャクチャ安いな。
大体、金額が中途半端だし。
(笑)

苗字の話 続き

北米の麗しき才女、タリアさまが、北米での苗字の話をアップしている。

うーん、なるほど。
私が先日アップした、ウダウダした記事とは違って、整理されていて非常に分かりやすい。
さすがだわ。

北米の状況は、私の周辺よりもさらに極端化している感じ。
極端化という表現が的確なのかどうかは分からないけど。

私の周りを見てみると、未婚のままで子供を設けているカップルは居る。
結婚しているカップルとしていないカップルが半々、くらいかな。

それで、結婚しているカップルは、たいていが同姓を名乗っている。
それがまた大概、男性側の苗字だったりする。
これ、私には結構意外だった。
だって、ドイツ女性って気が強いからさ。

なんであたしだけが苗字変えなきゃなんないわけ?!

とか、食いつきそうな感じがするんだもん。


二つの苗字をくっつけているカップルもたまに見かける。
一時期、ドイツでもこのダブル苗字が流行ったらしい。
最近では聞かない。
やっぱり、苗字が長くなって鬱陶しいし、煩雑だからみたい。
確かに、
シューマッハーツィンマーマン

なんて名前だったら面倒だよね。
単純に、書くのが面倒。
Schuhmacher-Zimmermann だなんて、一体いくつアルファベットが並んでるんだって感じ。

しかも名前までがダブルネームで、ヴォルフガング-フリードリッヒ(Wolfgang-Friedrich)とか、ヴィルヘルミーネ-アーデルハイト(Wilhelmine-Adelheid)とかだったらもう大変。
名前が書けるようにならないと、小学校には入れてもらえないのよ
なんていうママからの何気ない一言で、あえなくドロップアウトしてしまいそう。


さて、結婚していないカップルの場合、子供が生まれた時には、子供の苗字も決めなければならない。
こういう時、普通は母親の苗字になるらしい。

トラちゃんの甥君も、だからトラちゃんやお姉さんの苗字をつけられている。


もちろん、中には例外もいる。

例えば、私の知り合い。
もうずいぶん長いこと一緒に生活している未婚のカップルなんだけど、彼らに一昨年、子供が生まれた。
彼らは子供に、彼の苗字をつけた。

彼女はギリシャからの移民の家族の出だから、彼女の苗字は当然ギリシャの苗字。

私の名前はね、ドイツ語にはなくて、分かりにくい発音なの。
だから、何かっていうと苗字を聞き返されて、スペルを何度も言わされるの。
面倒なのよ(笑)
私たちの息子には、ギリシャの名前をつけたわ。
だから苗字はドイツの苗字でいいの。


そんな彼女の言葉に、非常に納得してしまった。

私の苗字は、ドイツでは有り得ないアルファベットで始まっている。
だから、いつも名前を分かってもらうのが大変。
何度も何度もスペルを繰り返す。
それでも間違えられるなんてのも日常茶飯事。

それ、すっごくよく分かるー。ホント、うんざりだよね。


そうそう、タリアさまも書いていたけれど、ドイツにはない戸籍というシステムを、ドイツ人に説明するのは大変。

トラちゃんにも何度も何度も説明して、ようやく、何となくそのアウトラインがうすぼんやりと分かったっていう感じ。
日本で生まれ育った私だって、そんなことをじっくりと考えたことがなくって、実態がよく分かってなかったりするんだから、人に説明するなんて、ホントに大変。

日本人はさ、一人一人が籍ってモノを持っているわけ。
戸籍って言うのはさ、ドイツで言うHaushaltみたいなもんでさ、家計を一つにしている家族単位でまとめられてるわけよ。
でも、トラちゃんは日本人じゃないでしょ。
だからね、例え日本人の私と結婚しても、籍はもらえないのね。
するとね、結婚したらね、私の戸籍に、括弧書きで、トラちゃんの名前が入るわけ♪ 
括弧なのよ、括弧、あははははは~(笑)!


なんで括弧なの(怒)



ごめん、括弧っていうのは私の勝手な想像なんだけど、、、


プレゼント大作戦!、、、その後

さてさて、正月三が日も過ぎ、日本でもそろそろ通常のお仕事が始まっていることかと、、、

もうすっかり季節はずれの感もあるけれど、
そろそろ忘れないうちに、今回のクリスマスの総復習など。


24日Heiliger Abend(聖なる夜) 序曲

まだまだプレゼント作成の終わっていなかった、ウスノロな私たちは、午後3時頃からトラちゃんの働く工房で引き続き作業。

トラちゃんは、営業時間内に終わらなかった仕事を片付けていた。
これって、かなりドイツ人らしくない、と思う。
でもね、彼は2週間前くらいに、現在修復中のオルガンで壊れている3つのパイプを製作することを親方から任されていた。
修行が始まって以来、小さな小さな部品を1000個っていう単位で延々と作ったり、革やフェルトを張り替えたりと、つまんない単純な作業しかやらせてもらえなかった。
そんな中で、初めてのオルガン職人として意味のある課題だった。
今度こそ、修復作業に貢献したって胸を張って言えるぞ!
だから彼は、休みに入る前にどうしても終わらせておきたかった。

というわけで、トラちゃんは自分の仕事を、私はプレゼント作成という風に、別々に黙々と作業を続けていた。

そんな時、ふと工房の奥の方へ視線をやると、いつもは閉まっているドアが開いている。
あー、あそこがトイレだったんだ。

・・・って、
そこには親方が、
ヒザをついて雑巾でゴシゴシとトイレの床を掃除している親方様の姿が、、、。
日本じゃあ考えられないわ。

オルガン作りではやたらと細かく、
普通は目に付かないところまで完璧に美しく仕上げることを要求し、
調律は絶対に若い衆に任せない、
という読んで字の如く「職人気質」なマイスターが、
まさか自ら工房のトイレ掃除をするだなんて、、、
かなり感動した私は、思わず何度もチラチラと横目で眺めてしまったのだった。



甥君と遊ぶ

トラちゃん実家に着くなり、甥君から歓待される(?)おじちゃん(トラちゃん)とおばちゃん(私)。
甥君はなぜか、私の名前がお気に入りで、とにかく連呼。
それに答えて「はーい、甥君?はろー」と、まけじと愛想を振り撒くが、呆気なく無視(涙)
(呼んでおいて、無視するなーっ)
ま、いつものことさ

ところがこの日はちょっと違った。
いきなり「komm(来て)!」 と手を引っ張られ、2階へ誘拐される。

きゃートラちゃん、一緒に来てー

何て言っても、2歳児のしゃべるなんちゃってドイツ語は、方言よりもさらに分からない(涙)

連れて行かれた先は、屋根裏の押し入れ。
天井と屋根の隙間といった感じのせまーい空間は、大人はとても立てる高さではなく、閉じ込められたら息が詰まりそうな広さなんだけど、まさしく2歳児の甥君サイズ。
そしてそこには、トラちゃんやトラちゃんのお姉さんが遊んでいたいろーんなおもちゃ達が袋に入れてあったり、広げてあったり。
片隅にある箱を開けると子供用の本やら、小さな鉄琴やらが次々と出てきた
ちょっとした隠れ家のような雰囲気。
こういうのってワクワクするよね、楽しーーーー。

そこで甥君、ざっくりと片付けてある箱や袋を次々と開いては、中身を取り出し、手渡してくれる。

これで遊ぶのかな、と思って、「コレはなーに?」とか聞いてみても、まるで無視か、「〇〇」と答えるだけで全然関心を示さない。
トラちゃんも、転がっているヒーローや悪役の人形なんかを拾っては、甥君と遊ぼうとするんだけど、これもほとんど無視。
次々と色んなものを取り出しては、投げ出したり渡してくれたりするだけ・・・。
そうかと思って、こっちも勝手に鉄琴でチューリップでも弾いてみようとすると、最初の2音くらい叩いたところで、甥君に取り上げられてしまった。
じゃあ、彼がそれで遊ぶのかっていうとそうではなくって、あさっての方向に放り投げてお終い。

もうね、遊ぶって感じじゃないの、全然。
一つのことに意識が集中しない感じで、彼が手にとった物を取っ掛かりに何か始めようとしても、全然取り付く島がない感じ。
甥君の方で、私やトラちゃんが言うことなんか全然眼中にないって風。

子供の相手って難しいなあ。

小さい子供に接したことがあんまりないからよく分からないんだけど、2歳くらいの子ってこんな感じなんだろうか?


そして、 しょいふぇれ

燻製してある肩のところの骨付きの肉で、まハムみたいなものなんだけど、それにポテトサラダっていうのがこの地域の典型的なクリスマス・ディナー。
【日本ハム】美味豊潤セット
イメージだけど、↑ こんな感じ。
お肉屋さんで買ってきて、お湯とかスープで温めるだけ(だと思う)
手作りでも何でもないんだけど、これが美味しくって、私もトラちゃんも結構楽しみにしていた。

みんなで食卓を囲んで楽しいディナー♪

なんだけど、
今年から2歳児の甥君も一緒に食卓についていて、
とにかく目が離せない。

肉が嫌い、野菜が嫌い、果物も嫌い、パンが嫌い、ジャムが嫌い、乳製品が嫌い
という非常にママ泣かせな甥君。

野菜嫌いだけならまあ子供だからよくあることだけど、
ドイツ人として生まれてきてね、ジャムが嫌い、蜂蜜も嫌い、チーズが嫌い、だからパンが嫌い、ヨーグルトも嫌い、肉が嫌いっていうのは致命的(汗)
なぜ致命的かって、ママもおばあちゃんもその他の食べ物知らないからね(いや、冗談じゃなくて)

ちょっと小腹が空いたら、
ニンジンかリンゴ生で食べとく?ヨーグルトもあるわよ。

朝ご飯や晩御飯は、
パンにバター、ジャムやチョコナッツクリームを盛って、それかハムやチーズを乗せて食べておけっていう食文化だから。

もう、トラちゃんのお姉さんは、ホントに困ってる。泣きそう。

そんな彼のメニューは、私が見る限りいつも、フライドポテトとデザートにチョコレートプディング、、、。

2歳児にこんな脂っぽい、カロリーの高いものばかり食べさせてイイのだろうか?と、人の子供ながら少し心配。



さらに待ってました、の、プレゼント

台所用品に夢中♪な将来有望トラちゃん甥君(もちろん男の子、2歳半)
おばあちゃんの予告どおり、ままごとキッチンをクリスマスプレゼントにもらった。

2歳児がもらうままごとキッチンと聞いて、私はこんな小ぢんまりとしたものを想像していた。

木のおもちゃ・ミニキッチンセット(ままごと)

ところがどっこい、これがまあ、すごいのなんの。

まずキッチン自体がでかい。


2歳児よりも少し大きくって、立ったまお料理遊びができる、リアルなキッチン。

そして、もうほとんど分けわかんないまま、ママに手伝ってもらいながら包みを破って開けていく甥君に、次々と差し出される包み、包み、包み。

ほらー、食器よー。お皿にカップ。良いわねー。
あらー、こっちはナイフと、フォークと、スプーンと、ティースプーン。
これは?お鍋とフライパン、これでお料理できるわね。
まあ、お茶のポットもあるわよ。
あらあら、卵とエッグスタンド。
こっちは?オタマとフライ返しね。キッチンに掛けておきましょうね。
これは何?コショウと塩の入れ物だわね。これもキッチンの棚に置きましょうね。
この缶は何かしら?まあお魚がいくつも入ってるわよー(プラスチックの小さな魚)


もちろん、私たちがプレゼントした木製のフナ・マス・マグロ3点セットが一番感激されて喜ばれましたけどね。
少なくとも大人達には、ね。

こんな、まだ小さい子供にこんなにたくさんおもちゃを与えていいものなんだろうか、、、
甥君は確かに、ママやおばあちゃんがキッチンでご飯を作っていれば、強い関心を示して、自分も自分もってねだるんだろう。
でもね、ままごとキッチンにはそんなに興味も示してなかったみたいなんだよねー。
周りで大人が、「ほらお魚焼いて」「塩振って」「お皿に入れて」「ナイフとフォークをつけて」って次々と言うから一応やってやるって感じだった(笑)

なんて、ちょっと考えてしまった、小姑(でもなんでもない)おばさん、それは私。


ちなみに、私はトラちゃんからScrabbleをもらった。

SCRABBLE(スクラブル・オリジナル)

かなり有名なゲームなので、ご存知の人も多いはずだけど、ボードの上に既に出ている単語のアルファベットに手持ちのアルファベットを加えて単語を作っていくゲーム。
アルファベットにはそれぞれ点数が決められているほか、ボードにも「アルファベットの点数を2倍」とか「単語の点数を2倍」といった具合に決められていて、各々が獲得点数を競う。
これ、欲しかったんだよねー、ずっと。
いつかは自分で買うつもりだったんだわ。


しめに

帰ってくるともう12時半すぎ。
いざ、Scrabble第1戦開幕です!
細かいルールが分からないので、ルールブックを読みながら進めていたんだけど、1時間半ほど経過したところで、両選手、眠気のためにギブアップ。
勝敗は次回へと持ち越し。
っていうか、もちろん私の方が負けていたんだけど。

さて翌日、9時過ぎにパッチリと目が覚める二人。

する?

しようか?



Scrabble第2戦開幕~♪

お腹空いたねーと言いつつも、11時過ぎまで遊んでて、トラちゃん実家へと向かう時間が来てしまったので時間切れ。
もちろん私の惨敗(250対180くらい)だけど、歯軋りさせて口惜しがらせてやること数回、「おおおおおお、それは見事だ」と感動させること1回(笑)

満足じゃ。


Glueckliches Neues Jahr!

明けましておめでとうございます。



日本に居れば、

母の作る御節調理を摘み、おとその残りをすすり、そろそろ違う物が食べたいなどと偉そうなことをつぶやき、

届いた年賀状に目を通し、「あ、この人出してない(汗)」っと慌てつつも、「本当は届く前に書いてあったけど、出すのが遅すぎて配達が間に合いませんでした」風の雰囲気を漂わせた年賀状を書き、

「正月のテレビなんてつまんない番組ばっかりで退屈。ビデオかDVDでも観ようかな」なんてぼやきながらも、レンタル屋どころか古いビデオが閉まってある棚まで行くのさえ億劫で、ボーっとしているうちにまたしても「ご飯よ」なんて呼ばれ、

食卓とテレビ前のコタツを行ったり来たりするうちに日が暮れていく、正月2日。

ドイツは、もうすっかり「平日」です。

新しい年を迎えたという厳かさもありがたみも、余韻もなーんにもありゃあしない。

ま、その分、クリスマスから大晦日までは休みを取る人も多くって、十分にのんびりと過ごしてるんだけど。


ドイツでは、クリスマスはしっとりと家族で過ごし、
大晦日はごく親しい友人達と集まってゆっくり晩御飯を食べ、年が変わった瞬間にシャンパンを開けて、この時とばかりに買いだめたロケット花火や爆竹や打ち上げ花火を打ちまくり、その後、3時、5時まで飲んでおしゃべりしてたっていうケースが多い。

そんなんで1月1日は寝て過ごし、2日からはもう平日。



とは言え、
さすがに研究室は人もまばらで、今日は総勢8人(含ボス ← もちろん教授)。
街なかもまだまだ人通り、車通りも少なく、平穏です。



2007年が、皆様にとって、健康で幸多き一年となりますように。
Gesundheit, viel Erfolg und viel Glueck im neuen Jahr!

今年もよろしくお願いします。